耳鳴り

耳鳴りは、長い間原因不明の病気とされていましたが、最近の研究で耳鳴りの発生は鼓膜の奥にある蝸牛(かぎゅう)という器官と密接に関係していることが分かってきました。

 

人が音を聞くとき、鼓膜が音によって振動し、その振動が増幅されて耳の奥に伝わっていきます。その増幅されて伝わった振動を蝸牛が電気信号に変換し、脳に伝えることで音として認識されます。

 

しかし、蝸牛に異常があると電気信号に変える機能が弱くなり、脳に届けられる電気信号が減少してしまいます。

 

すると脳は弱った電気信号を受け取るために過敏になってしまい、普段は切り捨てられている不要な音まで脳に認識され、「音が鳴っている」と勘違いしてしまうのです。

 

つまり『耳鳴り』とは聞こえづらい状態を補おうとする脳の過剰な反応なのです。

 

 

 

 

このように耳鳴りは脳の反応によっておこり、ストレスや疲労、不安感などによって悪化することがわかっていますが、

 

漢方ではこのような見方のほかに

〇高音性(セミが鳴くようなジージーといったものやキーンとした金属的な音)と低音性(潮騒のようなザーザーとしたものや水をすすぐような音)といった音の違い

〇自己免疫力の低下から生じるものと外因性の理由によって生じるもの

などさらに細かく分類にわけて原因を探っていきます。

 

耳鳴りでお困りの方はお気軽にご相談ください。

 

 

だいだら鍼灸整骨院

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漢方薬と鍼灸

患者様から時折「鍼ってどんな症状に効くんですか?」といった質問を受けることがあります。その時わたしはいつも「漢方薬と同じ理論で考えられた治療法なので、漢方薬の適応症であれば鍼でも同じような効果が出せますよ。」と答えると皆さん大層驚かれます。

 

中国の伝統医学は紀元前200年ごろにはすでに完成し、①「黄帝内経」②「神農本草経」③「傷寒雑病論」といった書物にまとめられました。

 

このうち

  • 「黄帝内経」は生理学・病因・病理などの理論と鍼灸やマッサージといった治療法について
  • 「神農本草経」は植物・動物・鉱物について
  • 「傷寒雑病論」は急性期の病気の治療法について

 

書かれています。この時代の中国は今と同じように広大な面積でありますが、今ほど交通や流通が栄えていないため、植物が良くとれる地方では薬が多く用いられ、逆にあまりとれない地方では鍼灸が多く用いられていたといわれています。

 

つまり中国の伝統医学では鍼灸と漢方薬は同じ見立てをするため、日本においても伝来した5~6世紀から江戸時代までは漢方医といわれる方が鍼や灸を行い、漢方薬を処方していました。

 

現在では漢方薬も薬剤師さんが処方していますが、元々は漢方という大きな枠組みの中にどちらも含まれていたため、同じような治療が可能となるのです。

 

当院では治療の効果を最大限に高めるために、漢方薬の併用を推奨しています。

 

お悩みの症状にあった漢方薬をご紹介いたしますので、いつでもご相談ください。

 

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舌診

漢方医や鍼灸師は診断の際、患者様の舌を拝見することがあります。それは舌が「内臓の鏡」とよばれ、現在の身体の状態から元々の体質まで色や形、苔の有無などによって如実に反映されているからです。

 

今日は我々がどのような情報を舌から得ているのか大まかにご説明していきます。

 

まずは色です。

健康な状態ではきれいなピンク色をしていますが、顔色などと同様に熱がこもっていると赤黒く、逆に血液が不足したり、身体を温める作用が低下すると色が薄白く色は変化します。

また血液の循環が悪くなると、赤紫色に変化し、同時に赤紫の斑点が現れることがあります。

 

次に形です。

横に大きく拡がり、端に歯形がついている人は身体の中の水はけが良くないため、むくみやすく疲れやすいなどの特徴があります。

また表面が乾燥していて亀裂が入っているなどは血液や水分が不足して潤いが失われていることを表しています。

 

他にも舌に乗っている苔の色や厚みなど様々な情報から、体質や現在の身体の様子などを分析して治療を行っていきます。

 

ご自身でも普段から舌の状態をチェックする癖をつけておくと、疲れた時の対処方法がわかるバロメーターになるのでおすすめですよ。

 

 

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味の違いとその効用

こんにちは

来週9/23は秋分の日。昼と夜が同じ長さになる日です。

それに加えてお彼岸でもあります。昔から暑さ寒さも彼岸までといいますが、ここのところ急に気温が涼しくなってきましたね。

体調を崩したりなどはしていませんか??

 

今日はそんな体調を崩したとき、症状に応じて取るべき味についてお話ししたいと思います。

 

東洋医学の考え方に陰陽五行論というものがあり、その中で味についての記述に五味というものがあります。

これは酸っぱい、苦い、甘い、辛い、塩辛いの五種類の味について身体への効用をまとめたものです。

 

具体的には

 

酸味  緩んだ身体を引き締める働き、(出過ぎたものを抑える、体液を生じさせる)

苦味  熱を収めて、身体を冷やす働き(便の排出、余分な水分を出す)

甘味  身体を緩め、エネルギーを増やす働き(身体を補って守る、痛みの緩和)

辛味  身体の熱を外に逃がす働き(汗をかく、血液・エネルギーの巡りをよくする)

塩辛味 硬い物を柔らかくする働き(便秘の解消)

 

といった働きがあります。具体的には汗をかきすぎているときなどは酸味の強い食材をとると身体が締まり、発汗を抑えてくれます。

 

ただ覚えづらいときには

 

甘い・辛いは身体を温める。

酸っぱい、苦い、塩辛いは身体を冷やす。

 

この二つだけでも覚えておくと便利です。

 

これらの味を組み合わせることで急な気候の変化にも負けない身体作りが行えます。

よかったら参考にしてみてください。

 

 

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気象病

こんにちは

 

昨日の甲子園決勝盛り上がりましたね。惜しくも敗れてはしまいましたが、秋田の金足農の選手たちの頑張りには心を打つところがありました。

 

そんな中、西日本では台風が三つ連続で発生するという事態が発生しております。

 

この台風という言葉は明治時代に岡田武松さんという方が颱風と名付けたことから広まったようですが、その由来は諸説あるものの大きくて多大な被害を与えることから、ギリシャ神話に出てくる下半身は蛇のようで頭部が100個もあり、火や燃えた岩をはきだす巨大な怪物テュポン(Typhon)からとられたという説が有力なようです。

 

 

この台風のように天気の変化によっておこる体調の変化は気象病と呼ばれ、最近では現代医学でも研究が進められています。

 

気象病が起こる要因として主たる原因が気圧の変化です。急激な気圧の変化は人間の身体にストレスを与え、その影響から自律神経の働きが乱れ、頭痛や古傷の痛み、関節痛、気分が落ち込むなど様々な症状を引き起こし、温度や湿度の変化も加わると増悪する傾向があります。

 

これらを予防するには質の良い睡眠や適度な運動を行うなど自律神経を正常化させることが大事になります。また頭部から後頭部にかけてのマッサージも有効なので、天気が悪いと体調が崩れがちという方は一度お試しください。

 

もちろんと当院でも気象病を治療することができますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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異常気象と腎の弱り

こんにちは

週末は台風日本列島を通過していきましたが、皆様いかがお過ごしだったでしょうか。

今回の台風は移動方向が普段と逆の東から西に向かう珍しいタイプでしたが、これは観測史上初だそうです。

岐阜の多治見市で41.1℃が記録されたり、九州、中国地方がかつてない大雨に見舞われるなど、一昔前だったら考えられない異常気象が今年は特に続いているように思います。

 

その影響からか、最近診察していると普段に比べ骨盤周りの筋肉が硬くなっている方が多く感じられます。

 

異常気象と骨盤にどのような関係がと思われる方も多いのではと思いますが、異常気象による非日常的な疲労が骨盤周りにかなりの影響を与えているのです。

 

東洋医学では疲労は腎との関係が深いと考えられています。

 

この東洋医学でいう腎と西洋医学で言う腎臓とは全く同じものではないのですが、毎日臨床で患者さんに触れさせていただいていると、疲労を蓄積されている方の多くが正常な位置より腎臓が下垂してしまい、その影響から腎臓の周りの筋肉が硬くなってしまっている方が多くいらっしゃることが確認できます。

 

 

そのためこのような骨盤周りの筋肉の硬さは筋肉を緩めるだけでは解決せず、すぐにまた硬くなってしまいます。

疲労回復に加え腎臓の位置を正常な位置に戻してあげることで、はじめて中からほぐれていきます。

 

最近腰回りがだるい、重いなどの症状でお悩みの方はいつでもご相談ください。

 

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黄帝内経「四気調神大論」

こんにちは

ワールドカップ盛り上がってきましたね。

ゴルフ好きの方は先週の全米オープンも重なり、床に就く時間が普段に比べて遅くなっている方も多いのではないでしょうか。

 

今日6/21は今年の夏至だそうです。一年間の中でもっとも日照時間が長い日になります。

東洋医学の考えではこの時期は行動や活動するためのエネルギーである陽気が一年の中でもっとも盛んな時期となります。

 

そのため前回紹介した「黄帝内経」の中には「エネルギーが豊富な夏は遅く寝て、早起きするとよい」と記されています。これは四季の気候変化に生活習慣を合わせ、生気を調節することによって病気の予防や健康な状態を作り出すことができると考え方が元になっています。

 

またそれ以外にも「日の長さや暑さを嫌がらずに物事に対して怒らずに気持ちよく過ごしましょう」といった内容も書かれています。

これに背くと心気いわゆる自律神経や循環器系に影響が出ると考えられていたようです。

 

このように東洋医学では睡眠を何時間取りましょうといった画一的なルールではなく、各個人や季節に合わせた養生法が記されています。

そのため夏至のこの時期は一番応援に適しているといえますね。

ただし極度の睡眠不足はもちろん体調を崩す原因になりますので、気を付けてくださいね。

 

 

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黄帝内経素問と天候

こんにちは

梅雨に入り天候が不安定な日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか??

 

先日テレビを見ていると、エジプトで紀元前2550年ごろ作られたといわれるクフ王の大ピラミッド建設の監督官が記した世界最古のパピルスで書かれた日記が発見され、それによってあの大ピラミッドが約28年という短期間で建設されたことが新たに分かったということが放送されていましたΣ(・□・;)

 

また以前のように奴隷が無理やり労働させられて作ったということではなく、国の公共事業として行っていたため、意外とチームごとに競い合いながら楽しんで仕事をして、朝はパンを食べ、仕事を終わった後には皆でビールを飲んで労をねぎらっていたようです。

今から4500年以上も昔の出来事にもかかわらず、意外と現代のわれわれと近い生活をしていたのですね(^^)

 

 

エジプト文明ほどではありませんが、私共の扱う鍼灸や漢方の原書的なものが殷代(紀元前16~11世紀)に作られ、今でも基本的な考え方を学ぶ教科書的な存在である「黄帝内経」もやはり紀元前には確立されています。

 

この「黄帝内経」のうち基礎理論を記した「素問」全81章のうち約半分に当たる39章が人の生命活動と自然環境には密接な関係があり、季節や気候に応じてどのようなところに注意すれば病気にならずに元気に過ごせるかといった身体と天候の関係書かれています。

 

現代のようにエアコンなどのなかった時代では、どのようにすれば自然と仲良く順応できるかを真剣に考えていたため、今聞いてもなるほどと思うような知恵がたくさん記されています。

 

今後こちらのブログでも少しずつ紹介していこうと思いますので、昔の人の知恵に耳を傾け自然と順応することで健康な生活を過ごしていきましょう。

 

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