四総穴(足三里)

前回は「この4つのツボの名前と場所と効用だけは覚えておくと便利だよ」と昔の人が考えていた四総穴のうち合谷(ごうこく)についてお伝えしていきました。

 

今回は足三里(あしさんり)について説明していきたいと思います。

 

足三里(あしさんり)は膝のお皿のすぐ下にある、外側のくぼみ(外膝眼:がいしつがん)から指幅4本分下に降りたところにあります。

 

 

中国の古典に「肚腹(とふく)は三里に留む」と書かれているように、四総穴としての足三里は「お腹の調子が悪いときは、まず刺激して全体のバランスを整える」ツボとして使われ、胃痛、腹痛、腹部膨満感(張り)、下痢、便秘など腹部全体(胃、腸、肝臓、胆嚢、膵臓などを含むお腹の中すべて)の症状を総括するツボとして定義されています。

 

また胃腸の働きを活発にすることで、食べ物からエネルギー(気)と栄養(血)を効率よく作り出し、全身のエネルギー不足(虚弱体質や慢性疲労)を改善する働きや、胃腸が丈夫になることで免疫力を高める働きもあり、病気にかかりにくい体を作る「予防」の観点からも非常に重視されます。

 

ちなみに江戸時代に書かれた松尾芭蕉の奥の細道の冒頭「旅立ちの準備」を記した箇所に

「足三里のツボにお灸を据えて旅の準備を整えるそばから、もう心は松島の月へと飛んでしまい……」という内容の記述があります。

日本でも当時から数ある経穴(ツボ)の中でも「万能のツボ」として知られていたようですね。

 

だいだら鍼灸整骨院

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

四総穴(合谷)

人間の身体には経穴いわゆるツボはいくつあるかご存じですか?

 

WHOが整理したツボは361個。僕ら鍼灸師が読む古典の書物には1年と同じ365個のツボがあるとされています。

 

あまりに多くのツボがあるため、僕ら鍼灸師でもあまり使わないツボは曖昧になってしまいます。そのため普段別の仕事をされている皆さんが、すべてのツボの場所と効用を覚えるのは大変困難だと思います。

 

その考えは今も昔も同じで、2000年以上前に書かれた書物の中で

「肚腹は三里(さんり)、腰背は委中(いちゅう)、頭頂は列缼(れっけつ)、面口は合谷(ごうこく)

と書かれたように、とにかくこの4つのツボの名前と場所と効用だけは覚えておくと便利だよと言われていたもので、この4つを合わせて四総穴といいます。

 

今回はそのうち合谷(ごうこく)というツボについて説明していきたいと思います。

 

合谷(ごうこく)は、手の甲にある代表的なツボの一つで、場所は、親指と人差し指の骨が交わるくぼみのあたりで、手を軽く開いたときに最も盛り上がる筋肉の中央付近に位置します。

 

 

このツボの名前の由来は、「合」と「谷」という漢字から読み解くことができます。「合」は交わる・集まるという意味、「谷」はくぼみや流れが集まる場所を指します。つまり合谷とは、「気やエネルギーが集まり、交わる場所」というイメージを表しており、体の中でも特に流れの要所であることを示しています。

 

効果としてよく知られているのは、頭痛や目の疲れ、肩こり、歯の痛みなど、主に上半身の不調の緩和です。

特に先に述べた「面口は合谷」と言われるように、顔まわりの症状との関連が深く、風邪のひき始めや鼻づまりなどにも使われることがあります。また、自律神経の調整にも関与するとされ、ストレスや緊張が強いときに軽く刺激することで、リラックス効果を感じる人もいます。

 

合谷は「万能のツボ」と呼ばれることもあるほど応用範囲が広く、東洋医学の入り口としても親しみやすい存在です。場所を覚えておくだけで、ちょっとした体調の変化に気づいたときに自分でケアできる手段となります。日々の生活の中で無理なく取り入れることで、体のバランスを整える一助となるでしょう。

 

 

だいだら鍼灸整骨院

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

 

三寒四温

3月も中旬を迎えましたが、先日までの暖かな気候から一転。本日は朝からみぞれが降り続いています。

 

この時期を表す言葉として使われる三寒四温。

 

元々は中国から朝鮮半島を伝って渡来した言葉で、これらの地域が冬にシベリア高気圧により寒気が一週間周期で変化するところ作られた言葉で、その影響から日本でも少し時期のずれた冬の季語として用いられています。

 

この気温、気圧の乱高下によって毎年この時期に体調を崩す方、ぎっくり腰や首の寝違いを起こす方が増えてきます。

 

お話を伺うと就寝時に身体を冷やしてしまう、逆に暑すぎても汗をかいて冷やしてしまうなど、この時期冷えが原因で体調を崩してしまっている方が多い印象です。

 

急な痛みでお困りの際はいつでもご連絡ください。

 

 

だいだら鍼灸整骨院

 

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

 

ミラノ・コルティナ冬季オリンピック

先日から始まったミラノ・コルティナ冬季オリンピック。今大会では日本人選手の活躍が目覚ましく、メダルを取る選手たちも多くみられています。

 

オリンピックのシンボルである五輪の輪。

この五輪の輪の意味や色の意味はご存じですか?

 

五輪のデザインは1913年に近代オリンピックの創立者ピエール・ド・クーベンタンによってヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、アメリカの5大陸が「団結」「つながり」「世界が手を取り合う」ことをテーマに作られました。

青・赤・黄・緑・黒の5色に白を加えた6色で当時のすべての国の国旗の色を表すことができたことから、輪の色が決定され1920年のアントワープ大会(ベルギー)から掲げられるようになったようです。

 

因みに、青 ヨーロッパ・黄 アジア・黒 アフリカ・緑 オセアニア・赤 アメリカ大陸と各大陸に色があてがわれたように表示されることもありますが、IOCでは「色と大陸に公式な対応はない」と明言しています。

 

現在ではこの六色以外にもオレンジ(インド・アイルランド・スリランカなど)茶色(ベルギー(紋章部分))紫色(ドミニカ・ニカラグア)を使った国旗の国もあるようです。

 

昨今の殺伐とした世界情勢から、このオリンピックの基本理念にもある世界が手を取り合った平和な日に早く戻ることを祈るばかりです。

 

 

だいだら鍼灸整骨院

 

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

今年は丙午(ひのえうま)

今年は60年に一度の丙午(ひのえうま)の年になります。

 

「干支」と聞くと一般的に十二支の動物を連想することが多いですが、実は干支とは、「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を省略した言葉で、十二支の動物のほかに十干(じっかん)とよばれる「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類の要素を組み合わせたもののことを言います。

 

万物はすべて「木・火・土・金・水」の5つの要素からなるとする「五行説(ごぎょうせつ)」と、さらにすべて「陰」と「陽」の2つの要素に分けられるとする「陰陽説(いんようせつ)」これらを組み合わせて「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」と言い、この陰陽五行説を「十干」に当てはめることで干支がうまれました。

 

また十干にそれぞれ「兄 (え) (陽)」と「弟 (と) (陰)」を割り当てることで、きのえ・きのと・ひのえ…といった読み方ができました。

 

日本では、この「陰」と「陽」を「兄(え)」と「弟(と)」に見立て、「兄弟(えと)」と呼ぶようになりました。「干支(えと)」と読むのは、この「兄弟(えと)」に由来しているそうです。

 

 

十干 訓読み 音読み 五行 陰陽 五行陰陽
きのえ こう 陽(兄) 木の兄
きのと おつ 陰(弟) 木の弟
ひのえ へい 陽(兄) 火の兄
ひのと てい 陰(弟) 火の弟
つちのえ 陽(兄) 土の兄
つちのと 陰(弟) 土の弟
かのえ こう 陽(兄) 金の兄
かのと しん 陰(弟) 金の弟
みずのえ じん 陽(兄) 水の兄
みずのと 陰(弟) 水の弟

 

 

 

因みに丙午というと井原西鶴が描いた「好色5人女」で主人公のお七が好きな人にあるためにワザと火事を起こすお話しから、「ひのえうま年生まれの女性は気性が激しい」などと以前は揶揄されることがあり、その年の出生率はかなり低くなったといわれています。

 

しかし、実際丙午生まれの方に行ったアンケートをみてみると「普段の年に比べて受験や就活時の倍率が低く得をした」「最初からハードルが高く設定されているため、普通にしているだけでいい人認定されやすかった」などプラスに働くこともどうやら多かったようです。

 

目線を変えるとマイナスがプラスになるいい例ですね。

 

 

 

だいだら鍼灸整骨院

 

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

 

一陽来復

一陽来復(いちようらいふく)という言葉をご存じですか?

 

悪い状況が終わり、事体が好転する意味を持つ縁起の良い言葉で、困難を乗り越えた先にある好機や新年の訪れを祝う意味で使われます。

冬至から節分にかけて授与される早稲田の穴八幡宮の金運上昇のお守りとしてご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

 

この言葉は古代中国の思想にあるすべてのものは「陰」と「陽」という相反する二つのエネルギーの対立と調和によって成り立っているという考え方に、日照時間の変化を合わせたものから作られています。

 

陰陽とは火と水、夏と冬、昼と夜のような自然界のあらゆることを受動的な性質を陰、能動的な性質を陽に分類し、互いに反発しつつも依存し合い、常に変化し続けていると考えられています。

 

一陽来復は冬至を境に日照時間が短い陰が極まることで、今後は陽が高まり日照時間がのびることを悪い状況が終わり好転することにたとえた表現になります。

 

漢方や鍼灸ではその陰陽のバランス(均衡)が健康や変化の源と考えられているため、そのバランスをとることで大事にしています。

 

因みにうちのロゴもその陰陽をモチーフに、代田の名前の由来になっただいだらぼっちの足あとをイメージして作られています。ご存じでしたか?

 

 

 

 

だいだら鍼灸整骨院

 

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

ダイヤモンド富士

先日夕方世田谷代田駅前を歩いていると太陽が富士山の山頂に重なり、ダイヤモンドのように光り輝く現象で知られる「ダイヤモンド富士」を偶然にも見ることができました。

 

 

「ダイヤモンド富士」は晴れていれば毎日どこかで見ることができますが、特定の場所で見られるのは年に2回だけのようです。

世田谷代田駅の地図上の座標は北緯35度39分29.5秒、東経139度39分40.5秒なので、これをもとに2026年世田谷代田駅前で観察される「ダイヤモンド富士」をchatGPTに調べてもらったところ、

 

1回目 2026年2月7日 16:29頃

2回目 2026年11月1日 16:59頃

 

とのことでした。

興味がある方はぜひ観察してみてください。(日時は前後1~2日、数分ずれることがあります。)

 

 

だいだら鍼灸整骨院

 

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

糖尿病と低血糖

血液検査の項目の一つであるヘモグロビンA1c(HbA1c)とは、過去1〜2ヶ月にわたる血糖値を反映する数値で、血液中の酸素を運ぶヘモグロビンに結合したブドウ糖の割合を示します。血糖値が高いほどHbA1c値は高くなり、糖尿病の診断や血糖コントロールの評価に用いられます。

 

糖尿病の方や糖尿病予備軍の方は常にこのHbA1c値を気にして血糖値の上昇を抑えなければなりませんが、ここで高齢者の方に注意が必要なのが低血糖症状です。代表的な低血糖症状としては思考力・集中力の低下、無気力、疲労感、倦怠感のほか心筋梗塞や脳卒中などのリスクの向上などがあげられます。

 

一般成人の目標はHbA1c値が「5.5%未満」とされていますが高齢者の場合、認知症状がなく普通に日常動作が送れる人で低血糖が心配される薬を使用していなければ、HbA1cの目標値は7.0%未満。薬を使用している場合は、65~74歳なら7.5%未満、75歳以上なら8.0%未満と目標値の数値が大幅に上昇するのです。

 

これは高齢者が薬を分解する肝臓の機能や薬を排出する腎臓の働きが低下しているため、血糖値を下げる薬が想定以上に効いてしまい、低血糖になるリスクが高くなるため、年齢によってHbA1c値の変更が余儀なくされているからです。

 

このように日本糖尿病学会によって糖尿病と低血糖症のリスク回避のための目標値が定められているにもかかわらず、この事実はあまり糖尿病患者さんたちに認知されておらず、病院でも一般成人男性と同じ数値で血糖値を判断され、本人の知らないうちに低血糖症に罹患している方も・・・

 

HbA1cの目標値は年齢によってかわることを覚えておいてください

 

 

だいだら鍼灸整骨院

 

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

SwitchBot

 

9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

昨日は東京でも短時間での降雨が100ミリを超える記録的な大雨が降るなど、異常気象という言葉がもはや日常になってしまったような感じがしています。

 

そんななかで夢のような製品を発見しました。

それがこちら

 

 

スイッチボットというメーカーのハブミニという商品です。

 

こちらの製品は赤外線リモコンで操作する家電をスマホのアプリで起動させることができる性能があるため、自宅のエアコンなどを登録しておけば、帰宅前にエアコンを起動することができ、家に帰ったときの暑い空気がこもった不快感から解放されます。

 

また介護をされている方や、ペットを飼っている人などは外からエアコン操作ができるため、大切な人が熱中症になることを防ぐ目的で使用することもできます。

 

おすすめですよ。

 

 

だいだら鍼灸整骨院

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

 

目黒雅叙園

 

先日久しぶりに会った甥っ子から、美術館や博物館を5つ以上巡って感想を書きなさいという夏休みの宿題が出たので、一緒にどこか連れて行ってほしいといわれ、一緒に相談した末に目黒雅叙園の企画展に行ってきました。

今年で10回目を迎える「和のあかり」の今回のテーマは「鬼」

現代アートから伝統技法まで様々なアーティストが独自の解釈で表現した「鬼」の作品が展示されていて大変見ごたえがありました。

 

 

「和のあかり×百段階段2025」~百鬼繚乱~(期間:2025年7月4日(金)~9月23日(火・祝) ※会期中無休とのこと。

そんな目黒雅叙園もこの企画が終了とともに休館となり、再開時期はまだ未定のようです。

夏休みで行く場所に困っている方、鬼滅の刃が好きな方など今しか見れない百段階段おすすめですよ。

 

 

 

だいだら鍼灸整骨院

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00      (18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

〒155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス