先日新型コロナ対策としてのマスクの着用について、政府は、3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねる方針を決定しました。
理由は「新型コロナの感染状況は新規感染者数、重症者数は低下傾向が続いているため、マスク着用の考え方を改め、個人の判断に委ねることを基本とする」とのことでしたが、元々強制的なものではなく、国民へお願いする形での施策だったものに対し、現状を見て考え方を改めたのであれば、なぜ一ヶ月も先延ばしにする必要があるのでしょう?
疑問に思ってしまうのは僕だけでしょうか??
さてマスクといえば、今年も花粉が舞いはじめ、この時期は目がかゆい、鼻がムズムズするといったことに悩まれている方も多いと思います。
この春先に鼻が詰まる症状に悩むことが多いということは、実は東洋医学の中でも一番古く有名な『黄帝内経素問』の中にも
東風生於春。病在肝。
〜故春気者、病在頭。
〜故春善病鼽衂
東風は春の季節によく診られ病変は肝に発生する。
春の気は肝に応じ、多くの病は頭にある。
春には善く鼽衂(きゅうじく・鼻水や鼻血が出て鼻が通せず塞がること)
を病む事が多い。
と記されており、当時から春先になると鼻水などに悩まされていた方が多かったことを伺うことが出来ます。
ただし現代のように花粉自体が原因というよりは、個人の抵抗力や免疫の弱りがまずあり、そこに花粉が引き金となって発病すると考えられていました。
このように東洋医学では体質や抵抗力の違いが根本にあり、症状に対してなぜそのような症状が起こっているのかを現代とは違う角度からとらえて診断し、対策を考えていきます。
お悩みの症状などがあれば、いつでもご相談ください。
だいだら鍼灸整骨院
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