春分の日

WBC盛り上がってきましたね。来週からはいよいよアメリカで準決勝・決勝が行われます。3大会ぶりの優勝目指して頑張っている選手たちのことを日本から応援したいと思います。

 

今年は東京がどこよりも早く桜が開花し、来週には春分の日を迎え、いよいよ春が到来します。

 

この昼間と夜の時間が同じになる春分の日。じつは国立天文台が観測と計算に基づいて発行した「暦要項」に基づいて閣議決定されていまするため、必ずしも毎年同じ日付にはならないことはご存知でしたか?

 

日本は春・夏・秋・冬をこまかく区切った二十四節気がありますが、春分の日はこの二十四節気の4番目(第4節気)にあたる季節で、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされ、その前後3日間を加えた合計7日間はお彼岸の時期にあたり、春彼岸と呼びます。新しい命の芽吹きを祝いつつ、先祖に日ごろの感謝を伝える1週間となります。

 

また春分の日に食べられる牡丹餅の語源は、牡丹は女性の血を調える漢方として古くから知られていたこと、また華やかな縁起のいい花に見立てることで、魔除けや病除けを期待するという心の表れでもあったという説もあるようです。

 

甘い物には疲労回復効果があります。気温や気圧の変化から疲れがたまりやすいこの時期、おいしい牡丹餅を食べて乗り切りましょう。

 

だいだら鍼灸整骨院

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00

(平日18:00以降は完全予約制)

定休日 月曜・第2.4日曜

155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

 

花粉症

先日新型コロナ対策としてのマスクの着用について、政府は、3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねる方針を決定しました。

 

理由は「新型コロナの感染状況は新規感染者数、重症者数は低下傾向が続いているため、マスク着用の考え方を改め、個人の判断に委ねることを基本とする」とのことでしたが、元々強制的なものではなく、国民へお願いする形での施策だったものに対し、現状を見て考え方を改めたのであれば、なぜ一ヶ月も先延ばしにする必要があるのでしょう?

疑問に思ってしまうのは僕だけでしょうか??

 

さてマスクといえば、今年も花粉が舞いはじめ、この時期は目がかゆい、鼻がムズムズするといったことに悩まれている方も多いと思います。

 

この春先に鼻が詰まる症状に悩むことが多いということは、実は東洋医学の中でも一番古く有名な『黄帝内経素問』の中にも

東風生於春。病在肝。
〜故春気者、病在頭。
〜故春善病鼽衂   

東風は春の季節によく診られ病変は肝に発生する。
春の気は肝に応じ、多くの病は頭にある。
春には善く鼽衂(きゅうじく・鼻水や鼻血が出て鼻が通せず塞がること)
を病む事が多い。

 

と記されており、当時から春先になると鼻水などに悩まされていた方が多かったことを伺うことが出来ます。

 

ただし現代のように花粉自体が原因というよりは、個人の抵抗力や免疫の弱りがまずあり、そこに花粉が引き金となって発病すると考えられていました。

 

このように東洋医学では体質や抵抗力の違いが根本にあり、症状に対してなぜそのような症状が起こっているのかを現代とは違う角度からとらえて診断し、対策を考えていきます。

 

お悩みの症状などがあれば、いつでもご相談ください。

 

 

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開業5周年

当院は1/19で5周年を迎えることが出来ました

 

先日懇意にしている世田谷代田ヤマザキショップのサンカツさんがfacebookに投稿していた写真を見て、開業直後に大雪に見舞われ、あわてて雪かき用のシャベルを買いに走ったことを思い出しました

 

 

驚くのは雪だけでなく、5年間での代田の変貌ぶりがすごい

(現在の仁慈保幼園さんのあたりを世田谷代田駅の方向から、当時あった歩道橋の上から撮った写真だと思われます)

 

代田の街にも負けず、これからも皆様に最適な治療をお届けできるよう精進して参ります

 

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干支の意味

季節外れの開催で日本が大金星を2つも挙げたサッカーW杯も終わり、今年も残すところあと数日となりました。

 

年末が近づくとよく耳にする「干支」。

子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類の動物によって構成されている十二支は、紀元前の中国で、元々暦や時間を表すために使われていた漢字を、多くの人に覚えてもらえるように後付けで動物の名前に変更したことが起源とされています。

 

 

この干支には動物ごとに意味があるのをご存知ですか?

 

・子 子孫繁栄

・丑 粘り強さ、誠実さ、商売繁盛

・寅 決断力、才覚

・卯 安全の象徴、飛躍

・辰 権力

・巳 永遠

・午 健康長寿、豊作

・未 家族安泰

・申 賢者

・酉 商売繁盛

・戌 忠義

・亥 無病息災

 

となっています。

 

因みに2023年の干支は、「卯」(うさぎ)です。

 

今年はロシアのウクライナ侵攻や総理大臣の暗殺など、日本だけでなく世界的にも当たり前だと考えていた「平和」が覆された年だったと思います。

それに伴い、今年の世相を表す漢字は「戦」だったそうです。

 

干支の「卯」(うさぎ)にあやかって、来年は「コロナ」や「東西の争い」など、この不安定な情勢が一刻も早く終焉することを祈るばかりです。

 

 

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秋の薬膳

ワールドカップ始まりましたね。

初戦日本がドイツに勝つという大金星を挙げ、久々に国内も明るいムードに包まれているように感じます。

 

さて今回のテーマは秋の薬膳についてです。

 

東洋医学では秋口になると乾いた空気を吸い込むため「肺」が乾燥してダメージを受けやすくなるといわれています。

「肺」がダメージを受けると、咳や喘息などの不調が起こりやすくなったり、また冷たく乾燥した空気にさらされることで皮膚や口・鼻の粘膜も乾いてきます。この皮膚の乾燥は「大腸」にも影響を及ぼし、便も乾燥するために便秘になりやすくなると考えられています。

 

そのため、この時期は「肺」に適度な潤いを保つことに適した「里芋」「山芋」「レンコン」などの白くて粘り気のある食材を使って、水分をたっぷり含ませて作る煮物や蒸し料理がおすすめです。

 

逆に「肺」は冷たくて乾燥している環境が苦手だと考えられているため、身体から熱を奪うような冷たい物や、水分を乾かす作用のある「苦味」などは控えたほうが良いでしょう。

 

また「キノコ類」や「ほうれん草」「小松菜」などの青菜、「桃」や「ハチミツ」などは「大腸」に潤いを与え、働きを助けます。

 

参考にしてみてくださいね。

 

 

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薬膳とアーユルヴェーダ

ここ数日寒い日が続いたことで富士山も一気に雪化粧され、美しい冬仕様の姿が代田の駅前からも確認できるようになりました。最近では富士山の写真撮影を行う方に加えて、ドラマの撮影現場への来訪者も多く、駅前はいつになくにぎわっていますね。

 

そんな中、最近こっそり勉強していた薬膳とアーユルヴェーダの検定試験を先月受験してみました。

 

結果は無事合格。

 

医食同源という言葉があるように、病気を治療することも日常の食事をすることも、ともに生命を養い、健康を保つためにはなくてはならないもので、自分の身体に合った食材を日常的に食べることで弱った身体を体質から改善することが出来ます。

 

またアーユルヴェーダは「健康で充実した一生を最適な方法で全うする」が目的の学問で、学んでみると東洋医学と通じるところが数多くありました。

 

皆さまの健康で充実した生活が実現し、また継続するためのお手伝いができるよう今後も薬膳とアーユルヴェーダの勉強を続けていきたいと思います。

 

体質に合った食事に興味のある方はいつでもご相談くださいね。

 

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久しぶりの例大祭

コロナの影響で各種イベントが中止になって早3年。ようやく代田八幡神社の例大祭が執り行われます。

今年は9/17(土)に子どもによる太鼓山車の渡行が斎行され、9/18(日)に大人神輿がトラックに搭載され渡行が斎行されます。

 

まだまだ例年通りというわけにはいきませんが、少しずつ活気が戻ってきているのが感じられますね。

 

今日はこの例大祭に向けて準備を手伝ってきました。

 

 

3年ぶりということで、その間に出来たボーナストラックの方々が参加してくれたりと、新しい人々との関わりもこれからどんどん活発化していきそうです。

 

台風が近づいているようですが、なんとか久しぶりのお祭りが開催できることをまずは願うのみです。

 

 

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#7119

突然ですが、#7119ってご存知ですか?

 

これは救急安心センターの電話番号で、「救急車を呼んだ方がよいか」、「今すぐ病院に行った方がよいか」など、判断に迷ったときに「♯7119」に電話することで、救急電話相談を受けることができます。

 

♯7119に寄せられた相談は、24時間体制で医師、看護師、トレーニングを受けた相談員などの方々が聞きとった情報から、「緊急性のある症状なのか」や「すぐに病院を受診する必要性があるか」などを判断し、相談内容から緊急性が高いと判断された場合は、迅速な救急出動につなぎ、緊急性が高くないと判断された場合は受診可能な医療機関や受診のタイミングについてアドバイスを行います。

また、「体調が悪いけど、どこの病院に行ったらいいか」といった相談に対しても、受診可能な医療機関を紹介します。

 

医療機関がひっ迫していて、体調が悪くてもなかなか病院に生きづらい状況のいまだからこそ、万一の場合の安心に備えて、このようなサービスを是非とも覚えておいてください。

 

 

 

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五臓六腑②

月の初めから、参議院選挙前に元総理が銃殺されるといった日本では考えられないようなニュースが飛び込んできました。日本の憲政史上最も長く総理を務め、良くも悪くも日本に多大な影響を与えてきた人物の訃報をうけ、国として変換点を迎えている気がします。

きちんとしたリーダーシップを基にした今後の日本の舵取りに期待したいものです。

 

さて今回は前回の五臓の話に続いて「六腑」について説明していきます。

 

六腑とは

 

胃・小腸・大腸・膀胱・胆・三焦

 

の6つを合わせた総称ですが、基本的には飲食物を消化・吸収・排泄する器官にあたります。

 

口から摂取した飲食物はまず胃で吸収しやすい状態にされ、小腸で胆の力を借りながら身体に吸収し、不要なものを大腸と膀胱から排泄します。

(ちなみに三焦という器官は、津液といわれる水分と元気の通る通路のことです)

 

東洋医学では西洋医学とは違い、この「六腑」が飲食物を吸収した部分が、身体を構成しているという考え方をするため、飲食物が通過する部分に関しては、身体の外側という考え方をしています。

 

ちょっとわかりづらいですね。

 

身体を輪切りにした状態をドーナツで表してみましょう。

 

 

このときドーナツの食べられる部分を身体ととらえ、食べられない穴の部分は身体の外部という認識になります。

 

この考え方は生理現象をとらえるのにすごく効果的で、例えば身体に表面が熱くなった時には、汗をかくことで熱を漏らしていきますが、身体の中に熱がこもっている場合、下痢をしたり、口から戻すことで熱を漏らしていきます。

 

鍼灸同様に、漢方薬でもこのような考え方を基に処方されるので、風邪をひいたときなどには参考にしてみてくださいね。

 

 

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五臓六腑①

まだ6月だというのに35℃を超える猛暑日が続いております。ある気象予報士によれば、すでに梅雨明け後の天気図を示しているとのこと。今年の夏は記録的に長くて暑くなりそうです。

そんな暑い最中、我慢を重ねてやっと採れた時の水分は、文字通り五臓六腑に染み渡りますよね。

 

 

今回はこの「五臓六腑」について話をしようと思います。

 

東洋医学で言う五臓六腑とは

 

五臓 肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓・心包

六腑 胃・小腸・大腸・膀胱・胆・三焦

 

のことを指します。

 

何かおかしなところがあるのがわかりますか?

 

じつは五臓といっているのに臓器が6つあるんです。

 

この原因は心臓にあります。

 

東洋医学で言う心臓には2つの働きがあり、1つは現代と同じく血液を全身に送る器官としての働き、もう1つは精神的な「こころ」としての働きです。

 

この2つを働きによって名称をわけ

前者の血液を送る器官としての働きを「心包」

後者の精神的な「こころ」としての働きを「心臓」

としました。

 

このように心臓を働きによって名称をかえたことで、名称が1つ増えてしまいましたが、実際の臓器の数は5つのため「五臓六腑」と呼ばれているのです。

 

東洋医学では働きに明確にするために、実在しないものに名前を付けていることがしばしばあるため、慣れないと惑わされてしまうため注意が必要ですね。

 

次回は六腑についてお話しします。

 

 

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