黄帝内経「四気調神大論」

こんにちは

ワールドカップ盛り上がってきましたね。

ゴルフ好きの方は先週の全米オープンも重なり、床に就く時間が普段に比べて遅くなっている方も多いのではないでしょうか。

 

今日6/21は今年の夏至だそうです。一年間の中でもっとも日照時間が長い日になります。

東洋医学の考えではこの時期は行動や活動するためのエネルギーである陽気が一年の中でもっとも盛んな時期となります。

 

そのため前回紹介した「黄帝内経」の中には「エネルギーが豊富な夏は遅く寝て、早起きするとよい」と記されています。これは四季の気候変化に生活習慣を合わせ、生気を調節することによって病気の予防や健康な状態を作り出すことができると考え方が元になっています。

 

またそれ以外にも「日の長さや暑さを嫌がらずに物事に対して怒らずに気持ちよく過ごしましょう」といった内容も書かれています。

これに背くと心気いわゆる自律神経や循環器系に影響が出ると考えられていたようです。

 

このように東洋医学では睡眠を何時間取りましょうといった画一的なルールではなく、各個人や季節に合わせた養生法が記されています。

そのため夏至のこの時期は一番応援に適しているといえますね。

ただし極度の睡眠不足はもちろん体調を崩す原因になりますので、気を付けてくださいね。

 

 

だいだら鍼灸整骨院

診療時間 平日 9:00~20:00  土・日・祝日 9:00~18:00

定休日 月曜・第2.4日曜

155-0033 世田谷区代田2-21-10      Tel:03-6805-5866

https://www.daidara.tokyo.jp/

世田谷代田駅 徒歩30秒 下北沢・梅ヶ丘・新代田・東松原からも簡単アクセス

黄帝内経素問と天候

こんにちは

梅雨に入り天候が不安定な日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか??

 

先日テレビを見ていると、エジプトで紀元前2550年ごろ作られたといわれるクフ王の大ピラミッド建設の監督官が記した世界最古のパピルスで書かれた日記が発見され、それによってあの大ピラミッドが約28年という短期間で建設されたことが新たに分かったということが放送されていましたΣ(・□・;)

 

また以前のように奴隷が無理やり労働させられて作ったということではなく、国の公共事業として行っていたため、意外とチームごとに競い合いながら楽しんで仕事をして、朝はパンを食べ、仕事を終わった後には皆でビールを飲んで労をねぎらっていたようです。

今から4500年以上も昔の出来事にもかかわらず、意外と現代のわれわれと近い生活をしていたのですね(^^)

 

 

エジプト文明ほどではありませんが、私共の扱う鍼灸や漢方の原書的なものが殷代(紀元前16~11世紀)に作られ、今でも基本的な考え方を学ぶ教科書的な存在である「黄帝内経」もやはり紀元前には確立されています。

 

この「黄帝内経」のうち基礎理論を記した「素問」全81章のうち約半分に当たる39章が人の生命活動と自然環境には密接な関係があり、季節や気候に応じてどのようなところに注意すれば病気にならずに元気に過ごせるかといった身体と天候の関係書かれています。

 

現代のようにエアコンなどのなかった時代では、どのようにすれば自然と仲良く順応できるかを真剣に考えていたため、今聞いてもなるほどと思うような知恵がたくさん記されています。

 

今後こちらのブログでも少しずつ紹介していこうと思いますので、昔の人の知恵に耳を傾け自然と順応することで健康な生活を過ごしていきましょう。

 

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