坐骨神経痛

坐骨神経痛とはその名の通りお尻から太もも、ふくらはぎへと繋がる坐骨神経(膝から下は枝分かれしてすねの方に走る神経ともつながっています)に生じる痛みやしびれの総称で、

「なぜ神経痛が出ているのか?」という原因はまた別にあります。

 

 

代表的なものとしては

 

〇腰部椎間板ヘルニア

〇脊柱管狭窄症

〇梨状筋症候群

 

などの背骨や骨盤に原因があるもの、腫瘍や内科系の疾患、婦人科疾患のあるほかに、足の動脈が詰まると神経痛に似たような症状が現れるケースなどが挙げられます。

 

細かい内容に関しては、各々別に説明しますが、ここでは代表的な腰部椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の特徴と違いに関して述べていきます。

 

 

腰部椎間板ヘルニア

 

背骨と背骨の間にある椎間板がつぶれ、飛び出た中身が神経に触れることで起こります。

 

特徴

〇背中を丸めると痛みがでる

〇痛みが出るのは左右片方のみ

〇20~30歳代の女性に多い

 

 

脊柱管狭窄症

 

年齢とともに溶けた骨が、背骨の神経が走っている空間の内側に石灰化して付着し、その部分が神経に触れることで起こります。

 

特徴

〇背中を反らすと痛みがでる。(背中を丸めないと痛みが強くて歩けない)

〇痛みが左右同時に出ることがある。(片方だけの場合もある)

〇年配の方に多い。

 

このように痛みが発生する姿勢・年齢・部位などに明らかな違いがあります。

 

また脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニアともにレントゲンでは判断できません。

確かな診断にはMRIなどが必要になりますのでご注意ください。

 

だいだら鍼灸整骨院

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