まだ6月だというのに35℃を超える猛暑日が続いております。ある気象予報士によれば、すでに梅雨明け後の天気図を示しているとのこと。今年の夏は記録的に長くて暑くなりそうです。
そんな暑い最中、我慢を重ねてやっと採れた時の水分は、文字通り五臓六腑に染み渡りますよね。
今回はこの「五臓六腑」について話をしようと思います。
東洋医学で言う五臓六腑とは
五臓 肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓・心包
六腑 胃・小腸・大腸・膀胱・胆・三焦
のことを指します。
何かおかしなところがあるのがわかりますか?
じつは五臓といっているのに臓器が6つあるんです。
この原因は心臓にあります。
東洋医学で言う心臓には2つの働きがあり、1つは現代と同じく血液を全身に送る器官としての働き、もう1つは精神的な「こころ」としての働きです。
この2つを働きによって名称をわけ
前者の血液を送る器官としての働きを「心包」
後者の精神的な「こころ」としての働きを「心臓」
としました。
このように心臓を働きによって名称をかえたことで、名称が1つ増えてしまいましたが、実際の臓器の数は5つのため「五臓六腑」と呼ばれているのです。
東洋医学では働きに明確にするために、実在しないものに名前を付けていることがしばしばあるため、慣れないと惑わされてしまうため注意が必要ですね。
次回は六腑についてお話しします。
だいだら鍼灸整骨院
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