突然ですが、NHKの朝の連続テレビ小説「エール」をご覧になっていますか？
日本人として初めて国際コンクールに入選し、早稲田、慶応、巨人、阪神、中日の応援歌や、甲子園で行われる高校野球の大会歌、さらに東京五輪の「オリンピックマーチ」など誰もが一度は耳にしたことのある曲を作曲した古関裕而さん夫婦の物語なのですが、先週より田舎の福島を旅立ち、東京編がスタートしました。
そして奥様が通う『帝国音楽学校』の近くに部屋を借りることになったのですが、実はこの『帝国音楽学校』というのが今の世田谷代田駅のすぐ北側にあり（東京大空襲により焼失して廃校）古関さんご夫婦も亡くなるまで代田にお住まいだったようです。
先日来院された患者さんの話では、その方のお父様がお店の常連として親しくされていた古関さんに、同じ東北出身のよしみで母校の中学の校歌をお願いしたところ快諾してくださり、額付きで寄贈してくださったとのこと。
優しいお人柄で、代田の街を愛していた方だったようです。
いまでこそ代田周辺に店舗は少ないですが、環七通りができる前までは南北に延びる長い商店街を有し、多くの文学者や音楽家が住む文化にとんでいたといわれる街並みが今後のドラマでどのように描かれるか、今から楽しみです。
ちなみに当時の様子がわかる世田谷代田駅前広場開場記念事業の一環で作られた「だいたから2020特別号」という代田の歴史を描いた冊子を当院で無料配布していますので、ご興味のある方はお声がけください。
だいだら鍼灸整骨院
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