むくみ

朝起きたら顔がパンパン、夕方になると足がむくんでだるくなるといった症状は、細胞に栄養を送ったり、老廃物を除去したりする役割を持ち、体内の水分バランスを保っている『細胞外液』(細胞と細胞の間を満たしている水分)と『細胞内液』(細胞内の水分)のバランスが崩れ、細胞外に水分が異常に増加したことが原因で起こります。

「むくみ」の多くは病気ではなく

 

①デスクワークなど座っている時間が長く、下肢の筋肉を動かさないことで血流が低下してしまい、重力に逆らって血液を持ち上げることが出来ず血管の外に漏らしてしまうといった血流の低下が原因のもの。

 

②普段から塩分を摂りすぎて、体内の塩分濃度を一定に保つ機能が、身体の塩分濃度を薄めるために水分をため込んだことによっておこるもの。

 

③お酒を飲みすぎて血中のアルコール濃度が高くなった影響で、血管が拡張して血管から水分が漏れ出してしまったもの。

 

などが主な原因としてあげられます。

それ以外でも睡眠不足、運動不足、ストレス、女性の場合は、女性ホルモンの影響で、月経前の時期には体に水分をため込みやすくなり、むくみやすくなるということもありますが、こういったむくみは、ほとんどの方が1日であるいは、原因が改善されれば治ることが多く、さほど心配はいりません。

 

 

そのため「むくみ」は停滞している体液をストレッチやマーサージで流したり、しっかりと身体を温めて血流を促進させることで解消されます。

 

また塩分を摂りすぎた影響で身体全体がむくんでいるときは、ナトリウムを体外に排出する機能をもつカリウムを多く含むバナナやリンゴなどのフルーツや野菜を多くとるように心がけてください。

 

もちろん心臓や腎臓、肝臓などの病気のサインとして「むくみ」が現れることもあります。

 

お悩みのときはいつでもご相談ください。

 

だいだら鍼灸整骨院

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