突然腰に激痛が走り動けなくなる所謂「ぎっくり腰」、ひどいものになると立ち上がれない、寝返りが打てないといった症状も。
ドイツではその突然想像もしない痛みがやってきたことを比喩して「魔女の一撃」とも呼ばれます。
この「ぎっくり腰」の正式名称は急性腰痛といいますが、
骨格の歪み
過度な筋肉への負荷
インナーマッスルの脆弱化
神経回路の乱れ
など原因は人により様々で多岐にわたります。また年齢や性別による差もないため、若くて運動をしている人でもぎっくり腰になるリスクを抱えています。
それでは、この「ぎっくり腰」のように突然痛みが出た時にはどのように対処すればよいのでしょうか。
基本的には痛みが出ている患部の炎症を抑えることが重要になります。痛めた部位から炎症部質が約48時間で続けるので、約2~3日間は冷やしてあげるとよいでしょう。
この時注意してほしいのが入浴です。お風呂に入ると身体全体が温まり、また浮力も働くため一時的に痛みが治まったように感じますが、入浴後しばらくして他の部分が冷えてきたときに患部の熱が増すことで痛みが強くなってしまいます。
痛みが出始めてから2~3日は入浴は避け、シャワー程度にしておくことをお勧めします。
また以前までは、急な痛みが出た時には安静にして全く動かないことが原則でしたが、最近の研究によると動ける範囲で日常生活を行ったほうが治りが早いということがわかってきました。
ただし、無理に痛みを我慢したほうが早く治るというものではありません。あくまで無理のない範囲で全く動かないのではなく、日常生活を送る程度なのでこちらの点だけご注意ください。
突然痛みが出た時の対処
〇痛みが出ている患部を冷やす
〇2~3日湯船での入浴は避け、シャワー程度にする
〇動ける範囲内で日常生活を送る
いかがだったでしょうか。今回ご紹介した「ぎっくり腰」に対しての対処は他の部分でも急に痛みが出たときにも応用できますので参考にしてみてください。
もちろん当院でもこのような急性症状にも対応しておりますので、お困りの際はいつでもご連絡ください。
だいだら鍼灸整骨院
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